アボカドの成分・効能・保存法

アボカドの成分・効能・保存法

 
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アボカドの成分・効能・保存法

「森のバター」とも「食べる美容液」とも呼ばれるアボカドは、栄養価が高くヘルシーな果実。
アボカドの和名は、「わになし」。
アボカドには、いろいろな栄養素が含まれ、
健康・美容的にも多くの効果が期待できる食品です。

 

アボカドの<効果・効能>

効能・・・体力回復・血圧降下・血液サラサラ・体脂肪分解・肝臓保護・整腸・美肌・滋養強壮

 

注目の成分

カリウム・ビタミンE・ビタミンB2・ビタミンB3(ナイアシン)・ビタミンB6
葉酸・食物繊維・グルタチオン

 

 

美肌効果

アボガドには、リノール酸やリノレン酸が含まれています。

 

リノール酸にはスキンケア効果があり、肌の保湿、抗炎症作用、老化防止作用など
皮膚のバリア機能をアップさせるのに効果があります。
リノレン酸は、細胞膜に柔らかさを与える作用があり、肌にあるコラーゲンを作る細胞の細胞膜も柔らかくし、新しいコラーゲンの分泌がスムーズにできるようになり、肌をプリプリにする効果が期待できます。
また、皮膚の健康を維持するビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)も豊富に含まれています。

 

アボガド半分で1日の所要量を充分摂取できます。

 

 

脂肪分解作用

脂肪を分解するビタミンB2が豊富。
また血液をサラサラにする効果や整腸作用があるので脂肪を減らすことができるのです。
アボカドは理想のダイエット食品と言えるでしょう。

 

 

整腸作用

アボカドには食物繊維が豊富。
食物繊維は、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、
腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便通を促進します。
また、腸の働きを整えます。

 

アボガド1個でごぼう1本分に相当する食物繊維を摂取できます。

 

 

血液サラサラ

アボカドの脂質の大半は不飽和脂肪酸。
不飽和脂肪酸は、コレステロールを増やしたり、血栓ができるのを防いだりし、
動脈硬化を予防する効果があります。
心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病の予防に効果があります。

 

 

動脈硬化・高血圧予防

アボカドにはオレイン酸や葉酸が含まれます。
オレイン酸は、動脈硬化を予防する作用があり、
葉酸は、動脈硬化の原因のひとつであるホモシステインの増加を抑える働きがあります。

 

また、豊富に含まれるカリウムは体内から余分なナトリウムを排出する作用がるので、
高血圧防止にも役立ちます。

 

 

肝臓保護

アボカドに含まれるグルタチオンは、抗酸化物質でアミノ酸の一種。
グルタチオンは、細胞の機能低下や変異をもたらすアルコールやニコチンなど有害物質を体内で解毒し、肝臓の機能を強化する作用が認められています。
さらには、肝臓を傷つける活性酸素を除去し、肝機能の低下を防止します。

 

 

がん予防

抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれ、ガンを予防する効果が期待できます。
また、ファイト・ケミカルと呼ばれるルチンやカロチノイドが多く含まれ、
抗がん作用があります。

 

 

新陳代謝

アボカドに含まれる葉酸はビタミンB群のひとつで、水溶性のビタミン。
葉酸は新陳代謝や細胞分裂に必要になるビタミン。
細胞分裂とDNAの合成に関わり、
細胞分裂を補助する核酸やチミンの合成に役立ちます。

 

葉酸の1日に必要な摂取量をアボガド1個で補えます。

 

 

アボカドの選び方

アボカドはいつ食べるかで選びましょう。
青いうちは硬く美味しくありませんが、放置していれば熟して美味しくなります。

 

すぐに使うのであればよく熟している物を選びましょう。
ふっくらとして、皮の色が黒っぽくなっていて触ってく少し柔らかい弾力があるもの。
へたの部分が少し乾いて浮いてきている物を選びましょう。
押した時にグニャっとへこむものは熟しすぎなので避けましょう。

 

すぐ使うつもりがないなら青いものでもOK。

 

 

アボカドの保存法

青く硬い場合は、追熟させます。
熟させるには常温、20度前後に。
温度が低すぎても高すぎてもよくありません。

 

熟してきたら、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
2~3日中には食べるようにしましょう。

 

使いかけの物は変色しやすいのでラップでぴったりと包んで冷蔵庫に入れておきましょう。

 

 

品種

アボカドには、千種以上もの品種がありますが、
日本に輸入される生のアボカドは、ハス種だけ。

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