「注目の成分」
でんぷん・ビタミンC・ビタミンE・カリウム・カルシウム・マグネシウム・銅
主成分はでんぷんで、じっくり加熱すると一部が糖質に変わり甘みが増す。ビタミンC
やビタミンB1・食物繊維がたっぷり含まれているので、美肌効果はもとより、感染症予防・便秘の改善と女性に嬉しい効果がたっぷり。
その上、低カロリー。他にもビタミンE・カリウム・カルシウム・マグネシウム・銅などのミネラルも比較的多く含まれます。
さつまいもに含まれる酵素アミラーゼはゆっくりと熱を加えることで、働きが活発になり、その結果、でんぷんが糖に変わって甘みが引き出されます。
オーブンなら200℃で30分程度、電子レンジなら弱(解凍ボタン)で30分ぐらいが目安。
焚き火に入れる場合は、水に濡らした新聞紙を巻いてから、アルミホイルで包むこと。
じゃがいもは種いもを植えて栽培しますが、さつまいもは親いもから伸びたつるを切り取り、挿し芽をして栽培します。
産地である茨城県では、ウイルスに感染しない「ウイルスフリー苗」を作り、多収を確保しています。
クチナシで黄色く染めた煮汁に砂糖を加え、さつまいもを中火で煮たもの。いもの周りが煮崩れてとろみがつく。京都拇尾にある高山寺の精進料理で出されたのが始まりといわれている。
低温に弱いので、丸のままのものは新聞紙で包み冷暗所に保存。
ビニール袋に入れておくなど密閉状態のままにして置くと、傷みが早いので注意。
表面に針で刺したような小さな穴があったら、ハリガネ虫の仕業。気になる部分を取り除けば食べても問題ない。
皮色が美しく、つやのあるものが良い。
関東を中心に出回る定番の品種。ホクホクとして甘く、繊維も少ないため口当たりも良い。
西日本の砂地で作られる人気品種。皮の中は鮮やかな黄金色で、糖度も高い。焼き芋やスイートポテトに。
元禄時代、加賀の国(石川県)の五郎島で栽培が始まった伝統品種。糖度が高くお菓子のような甘さ。
通常の紫いもより糖度だ高く、お菓子の原料のほか焼きいもにしても美味しい。ホクホクとした食感。
上品な芋焼酎の原料として知られる品種。独特の風味と白い果肉が特徴。
青果用の紫いもとして、平成14年に命名登録された新しい品種。従来の紫いもよりも格段に味が良い。
「別名」種子島蜜いもとも呼ばれる種子島の特産品。焼くだけで、蜜が滴るほどの甘さと、クリーミーな食感で人気。