里芋の成分・効能・保存法

里芋の成分・効能・保存法

 
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里芋の成分・効能・保存法

里芋の<効果・効能>

「注目の成分」
でんぷん・たんぱく質・ビタミンB群・ビタミンC・食物繊維・ガラクタン

 

《ぬめり成分がポイント》

主成分はでんぷん質。このでんぷんは加熱するとより消化吸収しやすくなります。
カリウムはいも類の中で一番多く、塩分を排出する働きがあり高血圧予防に効果的。
たんぱく質・ビタミンB群・ビタミンCなどを含み、バランスが取れているが以外に低カロリーなのでダイエットにも。
ぬめり成分のガラクタンやムチンは免疫力を高めると言われています。

 

調理する前にぬめり成分を洗い落としてしまっては、せっかくの効能も半減してしまいます。
ぬめりをなるべく生かしましょう。

 

《赤い斑》

切り口に赤い斑があるものを見かけることがある。表面にのみ現れる場合は、含まれているアントシアニンという成分が酸化して発色しただけなので、その部分を切り取って使えば問題ない。ただし、鮮度が落ちています。

 

 

里芋の保存方法

低温と乾燥に弱いので、新聞紙に包んで冷暗所に保存。

 

 

品種

「土垂」

主に関東地方で栽培される、さといもの代表的品種。肉質はねっとりしていてやわらかい。一年中出回っている。

 

「石川早生」

土垂に並ぶ代表種。関西での生産が多く、8月~9月に出回る。粘り気がありやわらかい。ハウス栽培も盛ん。

 

「セレベス」

インドネシアのセレベス島より伝来。全体に赤みがあり、親いも小いもの両方を食する。「別名」赤芽・大吉

 

「八つ頭」

縁起物としておせちに使われることが多い。小いもが分球しないため塊状になっている。味がよく、さといもの中では、高級品。

 

「海老いも」

形が海老のように湾曲している。京野菜のひとつで、唐いもを特殊栽培したもの。ホクホクした粉質ながら粘り気も強い。

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