ネギの成分・効能について。ネギには、風邪予防・のどの痛みの緩和・血栓予防・心筋梗塞予防・ガン予防・スタミナ強化などの効能が期待できます。また保存方法や品種などについても。
ワケギとは、ねぎとたまねぎの雑種でタマネギに似た球根性多年草。
タマネギが花を付ける位置に珠芽を付ける。葉や茎はネギよりしなやかで地下部は赤褐色に肥大して球根状になっています。
あさつきによく似ているが、わけぎの方が太くて辛味が少ない。
クセが少なく、香りもソフトでネギ独特の辛味が少なく甘みがあります。
β-カロテン、ビタミンC、食物繊維、あるカリウム、鉄
β-カロテンは、活性酸素の働きを抑制し、また皮膚,粘膜,目の網膜を健康に保つ作用、免疫力アップによる細菌やウイルスから身体を守る働きが期待できます。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を促しメラニンの生成を抑えシミを予防してくれます。
また便秘を改善し整腸作用のある食物繊維、ナトリウムの排泄に関係のあるカリウム、貧血予防の鉄などの栄養成分も多く含んでいます。
さらにわけぎのヌルヌル成分(水溶性食物せんい)は、たんぱく質の消化を助け、胃腸の粘膜を保護してくれる働きがあります。
わけぎは薬味として利用されるほか、ネギのような刺激臭がないため、ぬたや卵とじ、酢味噌和えなどの料理にも活用できます。
わけぎは、葉がみずみずしくピンと張っているものが良品です。
葉が黄色く変色していたり折れているものは避けましょう。
湿らせたキッチンペーパーなどに包んでビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
小口切りにしてジップロックなどの保存袋に入れて冷凍させておけば、使いたいときに必要な分だけ使えます。