大根の成分・効能・保存法

大根の成分・効能・保存法

 
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大根の成分・効能・保存法

大根の<効果・効能>

「注目の成分」
根:ビタミンC・ジアスターゼ
葉:カロテン・ビタミンC・食物繊維・カルシウム

 

《部位別に使い分けを》

95%が水分でビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富。
ジアスターゼは熱に弱いので、生のまま食べるのが効果的。葉にはカロテン、ビタミンC・カルシウム・食物繊維がたっぷり。
辛み成分イソチオシアネートには抗ガン作用がある。だいこんは先端にいくほど辛みが強くなります。
サラダなら甘い首の部分、煮物は中央部分、おろしや薬味なら先端と、使い分けを。

 

《だいこんのおろし方》

だいこんの繊維は縦に通っているので、おろす際は繊維と垂直に。
こうすると口当たりのよい大根おろしになります。
なお、辛味の強い大根おろしには酢を加えるとマイルドになります。

 

 

大根の保存方法

葉つきのものはすぐに、根と葉に分ける。カットしたものは、ラップで包み冷蔵庫に保存。
おろして冷凍保存も可能。冬場はしめらせた新聞紙に包んで冷暗所に。

 

《葉を切り離す》

だいこんは葉の部分からどんどん水分が蒸発してしまうので、すぐに切り分ける。
その際、根の方に葉を残さないように。葉はゆでてから保存を。

 

 

よい大根の見分け方

きめが細かくなめらかなものがよい。出来れば葉付きのものを。

 

 

品種

「青首大根」

国内の流通量の大部分を占める品種群。根の上部の緑色が特徴。一年中出回っている。どんな料理にも幅広く利用できる。

 

「練馬大根」

昭和初期までをピークに徐々に減少し、生産が途絶えていたが、平成9年に復活した。名のとおり東京都練馬区発祥。

 

「ラディッシュ」

タネまきをして20日ほどで収穫できることから「二十日大根」とも呼ばれる。だいこんの中でもっとも小型。

 

「三浦大根」

冬に出回る中太り形の白青だいこん。昭和初期に誕生した品種。煮崩れしにくいので、煮物に。

 

「おでん大根」

コンビニのおでん用として需要の高い品種。根の上の部分から先まで均一な太さなので、輪切りにすると無駄なく使える。

 

「支那青大根」

ビタミン大根とも呼ばれ、生食に適している。緑の色濃い部分は甘く、白い部分の方が辛味がある。

 

「源助大根」

金沢の伝統野菜。太くて短い形が特徴で、甘みが強くきめ細かい。煮崩れしにくいので煮物やおでんに。

 

「聖護院大根」

カブの様に丸い大型種。左京区聖護院発祥の京野菜。煮ると大変やわらかくなり、味がしみやすい。

 

「辛味大根」

小型で辛みの強い大根の総称。様々な色、形のものがある。おろして薬味として食される。

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