大根の成分・効能について。大根には、消化促進・二日酔い防止・ガン予防・胃潰瘍予防・胸やけ予防・冷え性改善などの効能が期待できます。また保存方法や品種などについても。
「注目の成分」
実:ビタミンC・カリウム・ジアスターゼ
葉:カロテン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・カルシウム
大部分は水分他にはビタミンCやカリウムが比較的多く、消化酵素のジアスターゼが含まれているので健胃効果が期待できます。
栄養価が高いのが葉の部分でカロテン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・カルシウムなどが豊富。
葉を付けたままにして置くと水分が蒸発してしまうので、買ってきたらすぐに、葉と実を分けること。
かぶ全体の形を生かして調理する場合、葉を2~3cm残して切り、竹串を使って葉元に詰まった泥や汚れをかき出し、水でよく洗う。
根と葉を分けて冷蔵庫に保存。葉はしめらせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて野菜室に保存。
丸くふっくらとしていて、きめが細かいものが良い。
割れているものは、成長途中に水が不足したため、皮がかたくなり裂けてしまったため。
みずみずしさが足りず、果肉が粗い。
全国で生産され、もっともよく目にする品種。東京都金町の「金町小かぶ」を改良したもの。
山形県鶴岡市温海地区の伝統品種。山林の伐採跡などで焼畑農法を用いて栽培されている。
大阪市天王寺付近発祥。近年は西日本で広く生産されている。きめ細かで、やわらかい。皮も葉も美味しい。
島根県の津田町で古くから栽培されている品種。牛の角形に曲がっている。主に漬け物用。
かぶとしてはめずらしい、長根の品種。岩手県遠野地方の在来種で、辛味が強く薬味や漬け物に利用される。
飛騨・美濃地方の伝統野菜。漬け物としてよく利用され、高山名物・赤かぶ漬けはこの品種で作られる。
4~5kg以上にもなる日本で最大のかぶ。京野菜のひとつで、名物の千枚漬けの材料として知られる。