あしたばのカロリー | 野菜の成分・効能

あしたば（明日葉）のカロリーは？

 

 

あしたば100ｇ当たり　33kcal

 

 

あしたばは、房総半島、三浦半島、八丈島や大島など伊豆七島といった温暖な地方の海岸に自生するセリ科の多年性植物で、食用や乳牛の牧草として栽培されています。
セリ科の植物は薬効成分を含む植物として知られています。
爽やかな香りがあり、葉が大きく、茎を切ると黄色い汁がでるのも特徴。
昔から不老長寿の薬草といわれ疲労回復、食欲増進に効果があるといわれている。

 

 

黄色い液汁の成分

あしたばの茎や根を切ると、切り口からネバネバした黄色い液汁がにじみ出てきます。
この黄色い液汁には、カルコンとクマリンという成分が含まれています。

 

カルコンは、胃酸の分泌を抑える作用や強い抗菌作用、発ガンを促進させる物質を抑える作用、血圧を下げる作用、血液をサラサラにする作用、セルライトの排出・代謝を促進、血液の粘着や凝固を抑えて血栓ができるのを抑える作用などがあります。

 

一方クマリンは、アルツハイマー型痴呆症を予防する効果があると言われています。
また、クマリンにも抗菌作用があります。

 

他に、あしたばにはカリウムやカロテン、ビタミンB群などの成分も豊富に含まれています。
また、植物としては良質のタンパク質を含有しています。