あんず(杏子)のカロリー | 野菜の成分・効能

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あんず(杏子)のカロリー

あんずのカロリーは?

 

 

あんず(生)100g当たり 36カロリー(kcal)
        1個(70g)当たり 25kcal
干しあんず100g当たり 288カロリー(kcal)
        1個(8g)当たり 23kcal

 

干しあんずはグラム当たりのカロリーが高いので食べすぎに注意しましょう。
あんずは、バラ科、サクラ属のスモモ亜属に属する果樹で古くから中国より
伝わったとされています。

 

 

あんずの効果

あんずは酸味が強いので加工して、ジャムや干しあんず、果実酒などに利用されます。

 

あんずには、体内でビタミンAの働きをする「β-カロテン」が特に多く、
必須ミネラルの「カリウム」や酸味成分の「クエン酸・リンゴ酸」も多く含まれています。

 

■カロチンの量が非常に多いので、その抗酸化作用により、がんや老化の予防効果
■肺を潤す働きがあるので、せきやたんを抑えます。
■体の水分バランスを整え、のどの渇き、便秘、下痢、むくみなどの解消にも効果的
■ナトリウムを排泄するカリウムが多く含まれているので、高血圧の予防などにも効果
■干しアンズはミネラル分など栄養分が濃縮されるため、生で食べるよりもより効果的

 

 

あんずの種類

日本には、平和・昭和・信州大実・信月・信山丸・ハーコットなどの種類があり、
用途によって使い分けます。
いづれの種類も生で食べられますが、酸味の少ない信州大実・信山丸が
生には適しています。
ジャムには、色味がきれいな昭和・平和が適しています。
また、シロップ漬け・砂糖漬けには、果肉のきめが良い昭和・信山丸が適しています。

 

 

アンズは酸味が強いため、生食よりもジャムや洋菓子などに加工されることが多い果物です。
一般的にヨーロッパで品種改良されたアンズ(アプリコット)は比較的甘く、
アジア地方で品種改良されたアンズは酸味が強いといわれています。
近年、ヨーロッパ系アンズとの交配により、
酸味の少ない生食用品種が増えてきています。

 

 

あんずの保存方法

熟した果実は傷みが早く、あまり日持ちしないので冷蔵庫で保存し、
2~3日以内に食べるようにしましょう。
干しアンズも冷蔵庫で保存。

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