食用菊の成分・効能・保存法

食用菊の成分・効能・保存法

 
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食用菊の成分・効能・保存法

食用菊(しょくようぎく)の<効果・効能>

「注目の成分」
カリウム、葉酸、αトコフェロール
高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、貧血予防、がん予防

 

食用菊に含まれるビタミンEのαトコフェロールが活性酸素を除去し、抗酸化作用が期待できます。
またカリウムは血圧の上昇を抑え、葉酸は造血をサポートする働きがあります。

 

 

良い食用菊の見分け方

形がきれいで花びらに張りがあり、みずみずしさを感じるものがよいでしょう。
また香りの良さやしおれ、枯れなどもチェックしましょう。

 

 

食用菊の保存方法

乾燥予防のためポリ袋に入れ、湿らせたキッチンペーパーで包むなどして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
日持ちしないので早めに使いきりましょう。
すぐに消費しきれない場合は、花びらをゆでて水気を切り、冷凍しておくとよいでしょう。
小分けにして冷凍しておくと使用するときに取り出しやすくなります。

 

 

食用菊の食べ方

お浸し、和え物、酢の物、天ぷら、サラダ、味噌汁など
食用菊は花びらをお浸しや和え物、酢の物などにするのが一般的な食べ方となります。

 

花びらを洗い、お湯でさっとゆでたら冷水につけて水気を取ります。
ゆですぎるとシャキシャキ感がなくなるので注意。

 

 

品種

阿房宮

「阿房菊」とも呼び、黄色い八重大輪の食用菊です。
酢の物やお浸し、天ぷらなどさまざまな料理に利用できます。ほんのりと甘味があり、苦味はほとんどありません。
青森県の特産「干し菊(菊のり)」は阿房宮の花びらを蒸して乾燥させたもの。

 

延命楽(もってのほか・かきのもと)

紫がかったピンク色をした八重の食用菊。
地域によって呼び名が異なり、山形県では「もってのほか」や「もって菊」、新潟県では「思いのほか(おもいのほか)」や「かきのもと」と言われています。
苦味はなく、シャキシャキとした歯ごたえで風味のよい食用菊です。

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