第一印象の心理学
第一印象は大切
第一印象で否定的、マイナスのイメージを持たれると、「会えば会うほど嫌われる」結果になります。
ですから、初めての出会いで、相手にいい印象を持ってもらわなければなりません。
いい印象ではないにしても「悪くはない」という印象を持ってもらうことが、最低条件です。
お見合いの席で、「初めて見たときピンとくるものがあった」と結婚を決意する人がいます。
第一印象が相手に与える影響はかなり大きなものです。
第一印象は、恋愛に限らず、対人関係においては非常に大切。その人の評価をほとんど決めてしまうほどの影響力があります。
人と人とは長い期間交際しないと本当のところは分からないものです。長い期間交際したとしても、本当のところ分かっているのかどうか疑問ですが、実際の社会では、出会いの一瞬で、相手は自分を判断し、物事が決められていくのです。
「最初はイメージが悪くてもいい。長く交際すれば、自分のいいところを分かってもらえるだろう」などと、のんびり構えていては、いつまでたっても恋愛は進展ません。
また、最初に言われた言葉によって、後の言葉の印象が変わってしまうことが分かっています。同じことを言うにしても、最初に印象をよくする言葉を使わなくてはならないのです。
最初は、とにかく「嫌われない」ことが大切。
ただし、第一印象づくりは愛想をよくすればいいというものでもありません。
とっつきの悪さが相手に強い印象を残す効果もあります。