本音を聞き出す方法

本音を聞き出すためには、それなりのテクニックが必要です。それらのテクニックを押さえた上で、相手に臨めば、本音を聞きだせる確率は高くなります。
そして、これらの基本原則をベースに、相手の状況によっては、わざと反対意見を言ってみたり、怒らせてみたりなどと思い切った方法をとることも、ときには必要になってきます。

本音を聞き出す基本

重要な人物であると思わせる
聞き出したい内容の知識を豊富にしておく
よくそこまで調べたと思わせる
自分の意見や感想を言ってみる
相手が答えやすい質問をする
自分の心を開く
粘り強く聞き出す努力をする
本当に聞きたいという感情を表す
驚きや感動の言葉や態度を表す
聞く場所や座る位置も考えておく
普段から信用づくりを欠かさない

これらの基本を踏まえて、本音を聞き出してみましょう。

ときには意表をついてみる

意表をつかれたときに、ふと本音が出ることがあります。
相手の意表をつくためには、相手のことをよく調べておく必要があります。
「まさか、こんなことを知ってるなんて」などと、相手にまさかと思わせるようなことを言ってみましょう。

ときには核心を聞いてみる

本音を聞き出すときも、私たちはなるべく遠まわしに聞こうとします。
このような状況のなかでは、ときにはずばりと核心を聞いてしまったほうが、相手の本音を聞き出せます。
相手はまさか直接核心を聞いてくるとは思ってもいないので、意表をつかれることになります。
しかも、質問が直接的だから、答えも直接的にならざるをえないのです。

他にも、自分の欠点や失敗談を話してみたり、わざと反対意見を言ってみたり、相手を怒らせたりすると、本音が聞きだせることもあります。