結婚の心構え
結婚とはお互いが責任を持つこと
恋愛はお互いの損得を超え、競争心を持たない、心と心の触れ合いが主軸。
ただし好きという感情だけでは結婚は成り立たない。結婚という人間関係はロマンティシズムだけでは維持できないのです。
結婚はお互いに共同経営者になろうという契約です。
お互いに権利と責任をもつ人間関係ということです。
結婚を恋愛の墓場にしないための心構え
結婚は恋愛の墓場となる人とならない人がいます。
恋愛の墓場とならないカップルは、生活の中で恋愛の要素を少なめに工夫していること。結婚後の感情の交流は少なめにとどめるようにすべきです。工夫しないと全部崩壊してしまうことも。
二人がどういう時間の使い方をするかはとても大切です。各自の時間の費やし方をバランスよく配分しましょう。
- 各自が自分だけの世界を持つことを許し合っている
- 日常の挨拶をしている
- それぞれがライフワーク、仕事を楽しんでいる
- お互いにある程度、お世辞やいいわけでごまかしあう
- 二人で旅行や映画鑑賞などを楽しむ
- 自己開示が主流の会話を楽しむ
ある程度意識して生活をしないと、同居人と変わらない人間関係になってしまいます。
ギブとテイクの上手なバランスを
恋愛関係がスムーズであったからといって、結婚関係もスムーズにいくとは限りません。
結婚前の理想と結婚後の現実のギャップを上手に乗り越えるのが難しいのです。
結婚前にある程度の心の準備をしていたカップルはあわてず乗り越えていけるでしょう。
結婚の場合、ギブ・アンド・テイクの原則が非常に強く要請されます。
普段からギブ・アンド・テイクのバランスをとるように頭を働かせる必要があるのです。
相手への甘えをコントロールできるか
ほとんどの人には甘える願望と甘えられる願望があります。
最初は好きで相手の要求に応えていたのに、だんだんそれが負担になってきます。なぜなら相手は無制限に要求を発揮してくるからです。
恋愛のときはヨコの人間関係であったのに、結婚するとタテの人間関係に変わることが圧倒的に多いもの。
それゆえに結婚関係は快適な状況を維持するのが難しいのです。本人同士が自分の欲求願望に気づき、これをコントロールする必要があるのです。