親和欲求 不安感が惚れっぽくする
不安・恐怖感があると人は惚れやすい
不安や恐怖の状況に置かれた人は、できるだけ自分と同じ境遇や自分の不安を取り除いてくれる人など誰かと一緒にいたがります。
そうやって、どうにか心の安定を保とうとするのです。これを「親和欲求」といいます。
「あの人は惚れっぽい」という言葉がありますが、「惚れっぽい人」は、日常的に恐怖心や不安にとらわれている人かもしれません。
外見では余裕があるように見えても、内心は心配だらけで、いつも誰かと一緒にいることで、どうにか心の安定状態を保とうとしているのかもしれません。
そんな心理から異性を求めるのです。
恐怖感を持ったとき、人は誰かと一緒にいたいという「親和欲求」が強くなります。
それも、できるだけ自分と似た立場の人と一緒にいて、自分の不安を静めたいと思うのです。
不安や恐怖は、人と人を結びつける大きな要素です。不安を共有することで、運命共同体のような連帯意識が生まれてくるのです。
なによりも相手の良き理解者になることが、大切です。