結婚の決め手
出会いから、恋愛、そして結婚を決めるまでの二人の心理的動きはどうなっているのでしょうか?
結婚相手を決める経緯は?
出会い
職場や学校などで、ある人が特定の人と親しくなり、恋人になるためには、まず視覚的刺激が大きな役割を果たします。
外見の魅力が大きなウエイトを占めます。かっこいい、かわいいといったルックスから入るのです。
恋愛
交際が始まり、お互いに自分のことを話すようになった段階では価値観が合うかどうかを判断します。
人生観、職業観、趣味や関心事、家族や友達のことなど、さまざまな話題を交わしますが、このとき、二人の話が合えば関係はより親密になります。
話がかみ合わなければ、どんなに見た目が好きなタイプでも長く付き合うことはできないでしょう。
価値観が合い、喜怒哀楽の感情も一致する相手と一緒にいることは、それだけで心がなごみ、安心することができます。
無理なく自分を見せられる相手には、自然と恋心も深まっていくわけです。
結婚
結婚を考えると、話が合うというだけでは物事は進みません。
現実の生活では、どうしても二人の役割を分担し、夫として妻として、
また、子供にとっての父母、相手の親との間で嫁や婿という役割を上手に果たすことが求められます。
いくら容姿や価値観が一致しても、役割分担ができなければ生活はスムーズに進みません。
そこで、結婚を現実的に考えるとき、相手が自分の望む役割を十分に果たせる人か、家庭の関係についてどう考えているかが重要になってきます。