恋愛に反対されると愛は燃え上がる
出会い、恋愛、そして結婚に至るまで何の障害もなくスムーズに展開するカップルもいます。
一方、誰からも祝福されない結婚、周りの人や親から結婚を反対されるカップルもいます。
この二組のカップルのどちらが幸福になれるのか。
結婚半年後の幸福度、愛情度を比較調査すると、反対を押し切って結婚したカップルのほうが、逆に深い愛情、固い絆を示しているというデータが出ています。
スムーズに結婚に至った夫婦よりも障害を乗り越えて結ばれた夫婦のほうが幸福度が高いのです。
反対されると愛情は深まり、絆は固まる
周囲から恋愛反対、結婚反対と叫ばれるカップルは、危機が訪れるたびに対策を練り、その都度、愛情は深まり、絆は固まっていきます。
必ずしも幸福な結婚とはいえないカップルが愛情を深めていくのは、危機を乗り越えるたびに、達成感、共有認識を獲得していくからです。
恋愛が順調にいきすぎたために、なかなか結婚に至らないというケースもあります。
障害が結婚への早道
結婚意識を盛り上げるのに必要なものは、二人に共通の障害です。恋人関係を裂こうとする圧力です。
その圧力に対して、二人が協力して何らかの結論を出す。そのような姿が結婚への早道となるでしょう。
反対を押し切った結婚でも失敗することも
周囲の反対を押し切って結婚したにもかかわらず、その後、あっさりと離婚してしまうカップルもいます。
これは、周囲の反対に対抗する情熱を相手に対する愛情の強さと履き違えていたからです。
共通の敵を乗り越えてゴールインしたものの、その後、冷静になって考えてみると、相手への愛情はすっかり冷めていたことに気づくのです。
周囲からの反対があったとき、それを「妨害」と考えるのではなく、「頭を冷やして、もう一度、相手の素顔を見つめなおす機会」と考えましょう。