結婚を決意する前に
恋愛より結婚のほうがフラストレーションは多いですが、結婚で不幸になるばかりではありません。
相手のことを知る
気心が知れているつもりでも、意外に相手のことを知らないことが多いもの。
デートを重ねたからといって、相手のことを熟知しているとは限りません。
相手に関する事実(生年月日、家族、学歴、職歴、病気、情けない思いをした時、絶頂の時)、
相手の感情(好きなこと、嫌いなこと、好きな人、嫌いな人、人生の楽しみ、趣味)、
相手の価値観(金が一番大切、長男は親と同居すべき、育児は妻の責任)
など普段から知ろうとする姿勢を持つことが大切です。
相手の援助役を勤められるか
相手の援助役になる気があるか?形勢が不利な状態や不公平な状況になると手のひらをかえすことはないか?
何か困難なことが起こると、自分は犠牲者である、利用された、損ばかりしている、と思いがちです。
ところが、面倒見がよいのに配偶者に喜ばれない人がいます。それは配偶者の求めているものは何かに気づいていない場合です。
つまり、おせっかい、出しゃばり。
結婚で危険なのは、してもらうことばかりで、して返すことを考えない人です。
自分は自分、人は人の自覚があるか
自分は自分、人は人という自覚があるかどうか?
ここぞと思うときは「私はこう思う」と自分を打ち出す能力があるかどうかです。
他人まかせで、自分の考えを持たない人、頼りない人、指示待ち人間は配偶者を疲れさせます。
結婚という人間関係は恋愛という人間関係と違うところがあるので、結婚に踏み切ったあとはすぐに頭を切り替えることです。