セックスレスの原因
年々、セックスレスのカップルの数が増えています。
セックスレスとはセクシャルコンタクトが一ヶ月以上なく、その後も同じ状態が長期に渡ることが予想される場合を言います。
ここで問題なのは20~30代の若い世代にも、このような傾向がみられること。
セックスレス・カップルとなる原因としては、勃起障害、性欲障害、性交疼痛症など何らかの性機能障害が原因になっているものから、性嫌悪症、性的回避など心理的・精神的な問題もあります。勃起障害についても心因性のものも多いです。
男女の性活動は性ホルモンに依存していますが、セックスレスは脳機能の調子の乱れが原因となっている場合が多いのです。
なぜ、このようなことが最近、若い世代に増えてきているのでしょうか?
それは性的な情報が氾濫し、ヴァーチャルセックスのような視覚のみの仮想的セックスに触れる機会が増え、正常の五感を介しての性的情報を体験して育つのと異なり、性情報を処理するシステムの発達に歪みを生ずる結果になっていることによることがあります。
また現代のストレス社会が若い世代にとって、性活動に関してマイナス要因として働いていることも大きいです。