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初対面での話し方

初対面での雰囲気づくり

初対面でも、ある程度時間が経過すると、打ち解けた感じになってきます。
その際は、最初の姿勢とは違った姿勢をとるのが効果的です。
いつまでも最初と同じ姿勢では、初対面での緊張感を解放できないまま、お互いの関係を緊張の中に閉じ込めてしまうことになるからです。
そこから一歩進んで相手とのやりとりを深めるには、こちらのほうが先にリラックスすることが大切。
こちらがリラックスした状態になれば、相手も自然に心を開いてリラックスすることができます。
こうして、その場の雰囲気づくりを自分から積極的に行えば、コミュニケーションも自分のペースで行うことができます。

 

 

世間話から一歩踏み込むには?

相手のプライバシーに関する知識は親しさを増し、相手を受け入れるほど深くなります。
特に、身の上話ができるのは、とりわけ親しい仲ということになります。
ふだん差し障りのない話しかしていなかった相手から個人的な打ち明け話をされると、相手のプライバシーを共有したいという意識から、急に親しみを感じるようになるのです。
また、自分に対する深い信頼感を打ち明けられたと感じ、一体感も増していくのです。
打ち明け話は、プライバシーの自己開示です。自己開示することによって好意が生まれます。

 

仕事上であれ個人的であれ、この人と思う相手には、思い切って自己開示をしてみましょう。

 

 

立ち去る瞬間

初対面の話し合いが終わり、ようやくホッしてその場を立ち去るときは、緊張がほぐれるだけに、無意識に本心が顔を出すものです。しかし、このときの印象は、意外と相手の脳裏に強く残るものです。立ち去るときの顔、そして背中を見送る相手の視線に無防備になってはいけません。

 

相手に好印象を残すにはどうすればいいのでしょうか?
まず、立ち去りがたい様子を残すこと。できるだけゆったりとした動作が大切です。
別れの挨拶では、できるだけ相手のそばに接近することです。

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